歯医者のクリーニングは何をしているのか?
歯医者のクリーニングを受けている時に、「これは、今何しているのかな?」と思ったことはありませんか?何をしているのか聞きたいけど、聞きにくいこともありますよね。
そこで、歯医者のクリーニングは何をしているのかをクリーニングの内容と一緒に見ていきましょう。
歯のクリーニングでやっていること
一般的なクリーニングの流れは次の通りです。
①歯周病検査
②歯垢・歯石除去
③着色取り
④噛み合わせ・虫歯のチェック
①歯周病検査
「検査しますね。」と言って、歯茎をチクチクする検査が歯周病検査です。
・歯周病になっているのか
・歯周病が進行していないか
をチェックするためには必要な検査です。
②歯垢・歯石の除去
次に器械を使って歯周病の原因である歯垢や歯石を取っていきます。
歯石は、歯にこびりついているので歯ブラシでは取れません。
ここでしっかりと除去してもらいましょう。
③着色除去
歯の表面に付いた汚れの代表である、ステインやヤニを器械で取っていきます。
終わった後は、歯の表面がツルツルして気持ちが良いですよ。
④噛み合わせ・虫歯のチェック
口の中が綺麗になったところで、何か問題がないか、確認します。
虫歯はもちろん、噛み合わせのチェックもしていきます。
クリーニングで口全体を診ている
歯をクリーニングしているだけではなく、噛み合わせなど、口の全体を診ています。
次の検診の時には、「今は、歯周病の検査しているんだなあ」。と思いながらクリーニングを受けるのも良いですね。
クリーニングと書くとお口を綺麗にしている=美容などのためと感じますが、歯周病の治療(予防)をしています。重度の進行した歯周病を元に戻すことは難しいので、痛いなどの症状があるから歯医者に行こうではなく、定期的な検診、言い換えれば、歯周病治療を定期的にされることをお勧めします。