事故で歯が折れた時も歯医者で行っていいの？

歯が折れる原因のほとんどが、事故などの外傷です。

歯が折れたらあまり時間を空けずにすぐに、お電話ください。

事故からの経過時間や折れた歯の範囲によっては、歯を付ける(接着)ことができます。

そのためには、折れた歯の破片を必ず持ってきて下さい。もしなければ出来るだけ探してください。特に抜けた時も歯があれば戻せる可能性があります。

また、折れた歯を乾燥させないことが大事です。水洗いせずに、牛乳に入れて早めに受診しましょう。

 

歯が折れた時の治療方法

歯が折れた範囲や、歯の根っこの状態によって治療方法は変わってきます。

治療方法は次の通りです。

①歯の接着

②コンポジットレジンで修復

③被せ物

 

①歯の接着

折れた歯の破片があること。歯の根っこが大きく割れたり、ヒビが入っていなかったりした場合には、欠けた歯を戻すことができます。

しかし、繰り返し破片が取れる場合には、被せ物をする可能性もあります。

 

②コンポジットレジンで修復

折れた歯の破片がない場合で、歯の根っこにも問題がない時には、コンポジットレジンで歯を作り出すことができます。コンポジットレジンはプラスチックなので、頻繁に取れる場合には、被せ物をお勧めされるかもしれません。

 

③被せ物

歯が折れた範囲が広く、歯の根っこにも炎症がでていて、神経を取ることになった場合には、被せ物の治療になります。神経を取って、歯の中を綺麗にした後に被せ物を作っていくようになります。また、歯が折れた範囲が広くて、歯の根っこには問題がない場合には、根っこの治療はせずに、被せ物だけを作るようになります。

 

当院では、もちろん不可能な場合もありますが、歯を保存するだけでなく、できる限り、神経を保存することを目指します。もし、お困りのことがありましたらご連絡ください。