こんばんは。
今年は雪が少なくて、雪かきがなくて嬉しいですが、スキー場は大変ですし、今後温暖化が進むともっと雪が少なくなるのではと心配しています。
さて今回のブログは、
レジンとは?
歯医者ではよく、レジンという言葉を耳にすることはありませんか?
レジンは歯医者で頻繁に使われる材料の1つです。
レジンの素材とは?
レジンは、コンポジットレジンの略で、虫歯治療の時に使われます。
レジンは樹脂を表していてプラスチックという意味を持っています。レジンの素材はプラスチックになります。コンポジットレジン(CR)は、虫歯を除去した穴に詰める物です。コンポジットレジンは、多くのメーカーからでていて、性質はメーカーによって違いがあります。また、日々改良が進められているので、レジンといっても多くの性質があるのです。
レジンの使い方
コンポジットレジン(CR)は、虫歯を削った歯に、詰めて固めていきます。
歯を削る量が少なく、1回の治療で終わるので、患者さんの負担が少ないところが特徴です。また、保険適用のため、経済的でもあります。
レジンを使った虫歯治療の流れ
①虫歯を削って、綺麗に取り除く
②歯とレジンを接着させるためにボンディング剤を塗る
③しっかりと乾燥させて、光照射する
④コンポジットレジンを流し込む
⑤光照射でレジンを固める
⑥余剰分を削って、歯の表面を研磨する
レジンはメリットが多い
レジンには次の多くのメリットがあります。
・歯を大きく削ることなく治療ができる
・短時間で治療が終わる
・メインテナンスや再治療がしやすい
・保険適用のため費用が安い
・元の歯に近い色を再現できる
レジンは、とても便利な材料で、金属ではなく虫歯治療ができるが最大の特徴です。
以前は金属しか使えなかった部分も、白い詰め物(レジン)で治療することも可能なことがあります。当院では、金属はアレルギーの問題もあり、極力使わないようにしています。
また、何年か使用していると変色してきます。変色が気になったら、相談ください。