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むし歯を放っておくとどうなる?

 

「少し痛むくらいだから」「生活に支障があるほどではないし…」とむし歯を放置していませんか? 

むし歯はならないために予防するのが一番良いですが、なってしまったら放置せずにすぐに歯科医院に足を運ぶことが重要です。今回の記事ではむし歯を放っておいた際のリスクをご紹介致します。 

 

不安なことがあれば、福知山市の歯医者なみかわ歯科クリニックまでお気軽にご相談くださいね! 

 

■C3の段階 

 

むし歯は自然治癒しない歯の病気のため、小さいむし歯でもそのままにしておくと悪化してしまい、痛みも激しくなってきます。「眠れない」「日常生活に支障が出る」というくらい激しい痛みの場合、むし歯が神経まで進行している「C3」 という状態で、すぐに歯根治療を行う必要があります。この状態でもかなり悪化しているような印象を受けますが、この段階では治療を行えば、まだ歯を残すことが可能なのです。 

 

■C4の段階 

 

C3の状態をさらに放置すると激しい痛みもなくなり、これまでに感じていた痛みは消滅していきます。これは歯が溶けて神経も死んで根っこだけ残っている「C4」という状態にあたります。C4という段階までいってしまうと、治療をすることはできないため、抜歯をして自分の歯を失うという事態になってしまいます。 

 

■それ以上悪化してしまうと… 

 

これで止まるのではなく、この状態からさらに悪化するケースもあります。C4の状態を「痛くなくなったから」とさらに放置してしまうと、むし歯菌がやがて顎骨の中に侵入してしまい、「骨髄炎」という悲惨な事態を引き起こしてしまいます。こうなってしまうと、結果として顎の骨の中に膿が溜まり、顎や顔が腫れたり、口臭がひどくなったり、再びC3の段階のような激しい痛みに襲われます。 

 

それだけではなく、副鼻腔炎や脳梗塞や心筋梗塞になるになるリスクもあります。「むし歯にそんな力があるの?」と不思議に思われる方もいるかもしれませんが、放置したことによってむし歯菌が血液に侵入して血管を通じて全身に巡ってしまいます。むし歯菌が脳に回ると脳梗塞を引き起こし、心臓に回ると心筋梗塞を引き起こす可能性があるのです。 

 

こういった病気になるのは、稀な症例ではありますが、なってしまってからでは取り返しがつきません。 

 

■むし歯は初期段階で治療しましょう! 

 

むし歯の治療の痛みも怖いですが、説明した通りそのままむし歯を放置してしまうことが一番恐ろしいのです。費用の面でも、負担の面でも大きくなってしまうため、歯に少しでも違和感を感じたりしたら、すぐに歯科医院に行って相談しましょう。 

 

  

 

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