こんにちは。今年は暖かく、福知山でも雪が降らないかと思っていましたが、ついに初雪です。
降らなくても温暖化が心配になりますが、喜んでいる子供を見るとあんまり降らない方がいいと思ってしまうと大人になったんだと感じます。
さて、
なぜ歯医者の治療は1回で終わらないのか?
風邪とは違って、歯医者の治療はなぜ1回で終わらないのかと、疑問に思う方もいるかもしれません。風邪は、診てもらって薬を飲んで安静にしていれば、少しずつ治っていきます。しかし、虫歯の治療は、虫歯になった歯が自然に治ることはなく、治療が何回かかかるのです。
また、虫歯の治療では、思っていたより虫歯の範囲が広かったというケースもあります。
虫歯を削ってみて、大きさや範囲がわかることがあるため、1回の治療で終わることはあまりありません。
治療内容として1回で終わらないことが多い
特に根の治療になると、消毒して治りを待つ必要があります。患者さん本人の治癒力(回復力)を見ながら治療を進める必要があるので、回数が必要です。
また、被せ物を作るとなると、出来上がりまで日数が必要になったり、被せ物を付けた後に使用感や、微調整などで歯医者に来てもらうことがあります。
保険診療も関係している
治療が1回で終わらないのは、保険診療が関係する場合もあります。
保険診療には、治療の流れにしばりがあって、保険治療を受けた人は、歯周病の検査をする必要があったり、今日の治療では、保険点数の関係でここまでしかできないといった制限があったりするのです。
患者さんの負担になる
まとめて治療をすると、患者さんの負担が大きくなります。
口を開けているのが長時間になったり、費用も多くかかったりします。
そのため、治療経過の確認も含めて、何回かに分けて治療をしているのです。
それでも、治療回数を短くしたい場合には、難しい場合もありますが、お気軽に当院スタッフにまでご相談ください。
ただ、放置することによって治療内容が増えてしまうことが一番の回数が増える理由ですので、痛みがなくても途中中断にならずに、定期的に通院されることを強くお勧めします。