歯磨きの頻度と磨き方について
歯磨きの悩みとして多く聞くのが、歯磨きの頻度と磨き方です。
そこで、今回は歯磨きの頻度と磨き方について簡単に説明していきます。
歯磨きの頻度
歯磨きは食後に毎回行うのが理想です。
歯垢が長い時間口の中にある状態が続くと、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
そのため、毎食後に歯磨きをすることをお勧めしています。
また、「おやつを食べた後も歯磨きした方がいいの?」とよく質問を頂くのですが、もちろん歯磨きした方が良いです。おやつの種類にもよりますが、特に甘い物に入っている糖は、虫歯菌や歯周病菌の大好物で、菌の数を増やす原因になります。
ただ、お仕事であったり、外出先で歯磨きするのは、難しい部分もあると思います。理想的には、食べるたびに磨いている方がいいと思いますが、できなかった時は、出来るときにその分長めに汚れを取るように心がけてください。
汚れを落とす磨き方のポイント
汚れを落とす磨き方のポイントを紹介していきます。
①毛先の当て方
歯磨きは毛先をしっかり当てて磨くことがポイントになります。
毛先を歯に直角に当てて磨くスクラビング法。
歯と歯茎の間に毛先を向けて、45度の角度で磨くバス法。
この2つが基本的な磨き方になります。
②動かし方
歯ブラシは小さく細かく動かしましょう。
大きく動かすと、歯に当たらない部分が多くなってしまうので注意しましょう。
③力の強さ
磨く力は150g~200g程度です。
強い力で磨けば、汚れが多く落ちるわけではありません。むしろ、歯茎を傷つける原因になるので、力の入れすぎにも注意しましょう。歯ブラシがすぐに開いてしまう方は、こういう傾向にある可能性もありますので、少し弱くすることを意識してください。
どうしても力が入ってしまう方は少し柔らかい歯ブラシを使われることをお勧めします。
正しい歯磨きを身につけよう!
もっと詳しく歯磨きの頻度や磨き方を知りたい方は、歯医者で教えてもらいましょう。
当院では、現在マイ歯ブラシ運動と名前をつけて、定期検診や歯石除去で来られるときには、普段お使いの歯ブラシを出来れば持参していただくよう声がけをしています。
普段お使いの歯ブラシの大きさや硬さ、そして使われ方を見させていただくことで。担当衛生士より、歯ブラシ選びや、磨き方をオーダーメイドでご指導させていただきたいという思いで、行っております。
もし宜しければ、普段お使いの歯ブラシをお持ちいただき、歯ブラシのお悩みをお聞かせください。