こんばんは。
京都にもついに緊急事態宣言が出ました。当院も歯でお困りの方がおられるので、可能な限りは診療を継続したいと思っていますが、患者様だけでなく、従業員や家族を守ることも考えていかないといけない時が来るかもしれません。
もし、調子が悪い方は早めにご連絡ください。
さて、そんな中で、今回のテーマは、
歯医者にずっと行かなくても大丈夫?
今は歯の健康にも多くの注目が集まっているので、予防のために歯医者に行く方も増えたと思います。その一方で、治療を途中のまま、歯医者に行かない方や、4年に1度しか歯医者に行かない方もいるのも事実です。
歯医者にずっと行かないと、口の中がどんな状態になるのかを、見ていきましょう。
口の中の変化
例えば、虫歯治療(歯の根っこの治療)が終わっていないのに、歯医者にずっと行かないと、次のような問題が起こります。
①仮の蓋が取れて、物がつまる
②他の歯に負担がかかる
③噛んでいた歯が出てきてしまう
①仮の蓋が取れて、物がつまる
根っこの治療をしている時は、菌が根っこの中に入らないように仮の蓋をします。蓋は時間の経過と共に少しずつポロポロ取れていくことで、物がつまったり、菌が入り込んだりすると虫歯になる可能性があります。
②他の歯に負担がかかる
治療中の歯はしっかりと噛むことができません。そのため、他の歯に負担がかかります。それが長い時間であれば、あるほど他の歯に痛みなどの症状が出てきます。
③噛んでいた歯が出てきてしまう
治療中の歯と噛んでいた歯は、お互いが噛む衝撃があることで位置を維持しています。しかし、いつまでも、噛む相手がいないと一方の歯が伸びてきてしまうのです。
つまり残せた歯が抜かないといけなくなり、それによって噛めなくなったりすることもあります。
定期的に歯医者に行こう
定期検診も長く間が空いてしまうと、歯石や着色が歯に多く溜まり、クリーニングに時間がかかってしまい、何回かに分けてクリーニングすることもあります。
定期検診をすることで、小さいうちにむし歯が発見できたりすることで、結局治療回数や、費用も少なくなることが多いです。
歯の予防のためにも、定期的に歯医者にいきましょう。
今はコロナの時期ですが、状況を見ながら歯のことも忘れないようにお願いします。