歯科医院は何歳から通いはじめるべき？

歯科医院には何歳から通ったらいいのでしょうか？歯が生えてきたら？それとも歯が生え揃ってから？と迷う方もいると思います。

むし歯ができてからでは、子どもは歯科医院を嫌いになってしまう可能性があるので、むし歯になっていない時に、

歯科医院は歯をきれいにするところ！と覚えてもらうようにしましょう。

 

さて、歯科医院の通い始めの年齢ですが、県や市の健診で1歳半健診という制度があります。

そのため、初めての歯科医院は1歳半の年齢が多いです。その時に、すぐに口の中を見るのではなく、

歯科医院に慣れてもらうことを優先します。いきなり、知らない人に口の中を見られるのは大人でも嫌ですよね。

 

子どもも同じで、まずは歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことから始めていきます。

 

その後、お子さんの普段の歯磨きの様子を聞いて、大丈夫そうであれば口の中をチェックしていきます。

 

 

 

歯科医院に通う目安

歯科医院に通う目安としては、1歳半になりますが、その前の年齢でも気になることがあれば

、歯科医院に診てもらうことをお勧めします。子どもの歯はむし歯になりやすいので、

定期的に歯科医院で診てもらって、歯を強くするフッ素を塗ってもらいましょう。そうすることで、

お子さんも歯科医院は楽しいところと思ってくれるようになるでしょう。

 

早期のケアが重要

子どもの歯の健康を保つためには、早期のケアが非常に重要です。むし歯が進行すると、

治療が難しくなるだけでなく、子どもが歯科医院を怖がるようになる可能性があります。

初めての歯科医院の訪問は、できるだけポジティブな体験にすることが大切です。

歯科医院のスタッフも、子どもがリラックスできるように配慮していますので、安心して通わせることができます。

 

家庭でのケアと歯科医院の役割

家庭でのケアも歯の健康を保つためには欠かせません。親が子どもの歯磨きをサポートし、

定期的に歯科医院でチェックを受けることで、健康な歯を維持することができます。

また、食生活にも気をつけることが重要です。

糖分の多い食品や飲料はむし歯の原因になりますので、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

定期的な健診の重要性

定期的な健診は、むし歯や歯周病の早期発見に役立ちます。歯科医院での定期健診では、

専門的なクリーニングやフッ素塗布が行われ、歯の健康を保つためのアドバイスも受けられます。

定期的に通うことで、子どもも歯科医院に慣れ、リラックスして治療を受けられるようになります。

 

歯科医院選びのポイント

子どもが通う歯科医院を選ぶ際には、子ども向けの治療に慣れているか、

リラックスできる環境が整っているかを確認することが大切です。

インターネットの口コミや友人・知人の紹介を参考にして、信頼できる歯科医院を見つけましょう。

初めての訪問時には、親子で一緒に行き、歯科医院の雰囲気を確認することをお勧めします。

 

まとめ

子どもの歯の健康を保つためには、早期のケアと定期的な歯科医院でのチェックが欠かせません。

1歳半から歯科医院に通い始め、むし歯ができる前に歯科医院は楽しいところと覚えてもらうことが大切です。

家庭でのケアと歯科医院での定期健診を組み合わせて、健康な歯を保ちましょう。

 

 

医療法人なみかわ歯科クリニック

院長　並河 雅也