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保険・自費の補綴物の違いは?

保険・自費の補綴物の違いは?

保険と自費の補綴物(被せ物)の違いが難しくて、よくわからないことが多いと思います。

治療のことは、信頼できる先生に全てお任せ!も良いと思います。

しかし、全ての方がお任せできる訳ではないですし、それぞれの違いやメリット、デメリットを理解していただいて、要望をお聞きして、患者さんそれぞれに合わせた治療計画を立てていくことは重要であると考えますので、普段お聞きしにくいかもということも考えて、ここで保険と自費の被せ物について簡単に解説していきます。

 

保険と自費の大きな違いは4つ

保険と自費の被せ物の大きな違いは次の4つです。

材質(ただし、材質の違いによる強度、色の違いもある)

強度

適合性

 

①材質

保険の物は使う材料が限られています。保険には細かい決まりごとがいくつかあって、残っている歯の本数や、被せる歯の部位(場所)によっても使える材料が決まっています。そのため、場所によっては保険で使える材質が金属の被せ物しか使えないこともあります。

一方で、自費の被せ物では、自由に材料を選ぶことができます。自由に選ぶことができるので、自分の歯に合った材料を使うことができます。

 

②強度

噛む時は、すごく重い力が歯にかかります。歯を削ると、歯が弱くなってしまうため強度は重要です。材質の話と重なる内容にはなりますが、保険の物も強度はありますが、自費の物に比べると劣る材質もあるため、場所によっては、保険では金属の素材であったり、自費のものよりも強度が弱い材料しか使えない場合があります。

 

③色

保険の被せ物の色は細かく選ぶことはできません。奥歯は金属で前歯では、一般的な白さの被せ物になります。しかし自費の場合は、色を自由に選べます。そのため、自分の歯に合った、違和感の少ない被せ物をつくることができます。

 

④適合性

保険だからといって手を抜いたり、適当に作製するということはありませんが、当院の場合、型取りのやり方や材料、作る技工士が違ったりしますので、精度は自費のものの方が優れています。言い換えると、保険の物は、使い続けると劣化して歯と被せ物の間に隙間ができて、虫歯になる可能性が自費のものよりは高くなるかもしれません。自費の物は、歯に馴染む材質のものが多く、隙間ができにくく表面に汚れがつきにくいことでむし歯にもなりにくいのが特徴です。

 

自分に合った物を選択しよう

被せ物にも種類があって迷うこともありますよね。

そんな時は、自分に最適なのはどんな被せ物なのかお聞き下さい。

あなたに一番合った物をご提案させていただきます。

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